銀行印(個人用)

個人用の銀行印は、金融機関に届け出る印鑑として、口座開設や窓口での各種手続き、届出内容の変更などに使用される大切な印鑑です。 銀行印は姓のみで作成されることが一般的ですが、フルネームや名のみで作成することも可能です。

当店でフルネーム彫刻をご希望の場合は、個人用実印一覧ページよりご注文ください。
実印や認印と同じ印鑑を兼用することもできますが、紛失時や悪用リスクを考えると、銀行印は専用の印鑑として作成しておくと安心です。
なお、イラスト入りやデザイン性の高い印鑑は、金融機関によって登録可否が異なる場合があるため、心配な場合は事前に取引予定の金融機関へご確認ください。

実印、銀行印をまとめてご準備したい方は、個人用の実印・銀行印2本セットをご覧ください。

個人用銀行印のおすすめの選び方

銀行印を作成する際は、金融機関への届出印として長く使いやすいサイズ・書体・材質を選ぶことが大切です。
個人用の銀行印は、姓のみで作成されることが一般的ですが、フルネームや名のみで作成することもできます。実印や認印と同じ印鑑を兼用することも可能ですが、紛失時や悪用リスクを考えると、銀行印は専用の印鑑として分けて作成しておくと安心です。
初めて銀行印を作成する方は、扱いやすいサイズ、読み取られにくい書体、耐久性のある材質を基準に選ぶのがおすすめです。
詳しいサイズ・材質・書体の選び方は、こちらでご案内しています。

※銀行印の作成では、金融機関への届出用として使いやすいサイズ・材質・書体を選ぶことが大切です。
実印や認印とは分けて作成しておくと、紛失・悪用リスクを抑えやすくなります。ハン六オンラインショップでは、用途や好みに合わせて個人用銀行印をお選びいただけます。

銀行印のサイズの選び方

個人用の銀行印は、印面サイズに明確な決まりはありませんが、金融機関の書類などに押印しやすいよう、12mm〜15mm程度のサイズがよく選ばれています。
小さめで扱いやすい銀行印を選びたい方には12mm〜13.5mm、しっかりとした印影や押しやすさを重視したい方には13.5mm〜15mmがおすすめです。
実印や認印と兼用せず、用途ごとに区別しやすいサイズで作成しておくと安心です。

銀行印の材質の選び方

銀行印は、金融機関への届出印として長く使うことが多いため、耐久性や押しやすさを考えて材質を選ぶことが大切です。 材質によって、印影の出やすさ、手に持ったときの重み、見た目の印象、価格帯が異なります。 実印や認印と区別しやすい材質を選んでおくと、使い分けもしやすくなります。
長く使える銀行印を作成したい方は、耐久性・押しやすさ・見た目の好みを基準に、自分に合った材質をお選びください。

象牙(ぞうげ)

本象牙(ivory)

象牙は、きめ細かな質感と独特の模様を持ち、印材の中でも高級感のある材質として知られています。
適度な重量感があり、朱肉とのなじみもよく、鮮明な印影を出しやすい点が特徴です。 加工性や耐久性にも優れているため、長く使う銀行印の材質としても適しています。 使い込むほどに手になじみ、時間とともに自然な風合いが生まれる点も、象牙ならではの魅力です。
象牙の品質にはランクがあり、部位によってきめの細かさや模様の出方、希少性が異なります。

本象牙印鑑はこちら

チタン

チタン(titanium)

チタンは、航空機などにも使われる金属素材で、高い耐久性と耐摩耗性を備えた印材です。
傷やサビに強く、長く使いやすいため、金融機関への届出印として使用する銀行印の材質としてもおすすめです。 金属ならではの重みがあり、押印時に安定感があるほか、すっきりとした見た目で高級感がある点も特徴です。
一方で、チタンは硬度が高く加工に手間がかかるため、木材系の印材などと比べると価格はやや高めになります。 耐久性や見た目の質感を重視して銀行印を作成したい方に向いています。

オランダ水牛

オランダ水牛(buffalo)

オランダ水牛は、淡い飴色や乳白色の色合いと、透明感のある美しい模様が特徴の高級印材です。
古くから「オランダ水牛」という名称で親しまれていますが、オランダ原産ではなく、現在は「牛角」と呼ばれることもあります。
印材には「ふ」と呼ばれる茶色の縞模様が入ることがあり、「ふ」が少ないものや、耐久性に優れた中心部分の「芯持ち材」を使用したものは希少性が高いとされています。
弊社のオランダ水牛の銀行印は、貴重な「ふ」の少ない芯持ち材を印材として使用しています。 朱肉のなじみがよく、やわらかな色合いと上品な印象があるため、長く使う銀行印の材質としてもおすすめです。

黒水牛(くろすいぎゅう)

黒水牛(buffalo)

黒水牛は、主に水牛の角を用いた印材で、深みのある黒色と落ち着いた高級感が特徴です。
比較的耐久性が高く、朱肉のなじみもよいため、鮮明な印影を出しやすい印材として銀行印にもよく選ばれています。
黒水牛の印材には、加工・着色して成型されたものから、自然の角をそのまま活かした「天然黒水牛」まで品質に違いがあります。 中でも、歪みやひび割れに強い中心部分の「芯持ち材」を使用したものは、品質が高く希少性もあるため、価格は高めになります。
弊社の黒水牛の銀行印は、天然黒水牛の芯持ち材を印材として使用しています。耐久性と価格のバランスがよく、長く使える銀行印を作成したい方におすすめの材質です

薩摩本黄楊(さつまほんつげ)

薩摩本黄楊 つげ(boxwood)

薩摩本黄楊は、日本で古くから将棋の駒やそろばんの珠、細工物などにも使われてきた柘植(つげ)の中でも、国産の高品質な印材として知られています。硬く緻密な木目を持ち、自然な木材ならではの温かみと、軽く扱いやすい手触りが特徴です。 朱肉のなじみがよく、やわらかく鮮明な印影を出しやすいため、銀行印の材質としても人気があります。高級感がありながら、品質と価格のバランスがよい点も魅力です。
木材のため湿気には注意が必要ですが、弊社の薩摩本黄楊の銀行印は持ち手部分には防湿加工を施しています。 使用後は印面を軽く拭き取り、ケースに入れて保管することで、よい状態を保ちやすくなります。

それぞれの材質の特長をまとめます。

材質 耐久性 高級感 メンテナンス性 印影の鮮明さ 価格帯 おすすめの選び方
象牙 非常に高い 非常に高い 比較的簡単 シャープで美しい 高い 高級感や印影の美しさを重視したい方
チタン 非常に高い 高い ほぼ不要 鮮明 中~高 耐久性を重視して長く使いたい方
黒水牛 高い 高い 乾燥に注意が必要 深く美しい 中程度 品質と価格のバランスを重視したい方
オランダ水牛 高い 高い 乾燥に注意が必要 やわらかく美しい 中~高 上品な色合いや個性を重視したい方
薩摩本黄楊 中程度 自然な高級感 やや注意が必要 やわらかく温かみがある 比較的手頃 木材の風合いや伝統的な印材を選びたい方

銀行印の書体の選び方

銀行印の書体に明確な決まりはありませんが、金融機関への届出印として使用するため、読み取りやすさだけでなく、偽造されにくさや印影の安定感も考えて選ぶことが大切です。
銀行印には、文字と外枠に一体感があり重厚な印象の一番人気の印相体や、古くから公印などにも使われてきた篆書体がよく選ばれています。 認印と区別しやすい書体で作成しておくと、用途ごとの使い分けもしやすくなります。
以下では、銀行印に使用できる主な書体の特徴をご紹介します。

印相体(いんそうたい)

印相体

印相体は、実印や銀行印など重要な印鑑によく使われる一番人気の書体です。
篆書体をもとに、文字の線を太く、印面全体に広がるようにデザインした書体で、重厚感のある印影に仕上がります。 文字と外枠に一体感があり、全体が模様のように見えるため、可読性はやや低くなりますが、その分、複製や偽造がされにくい書体として銀行印にも人気があります。 また、文字が外枠につながるように配置されるため、印面全体のバランスがよく、欠けにくい印象を持たせやすい点も特徴です。
格式のある印影や、実印・認印と区別しやすい銀行印を作成したい方におすすめです。

篆書体(てんしょたい)

篆書体

篆書体は、古代中国の文字をもとにした伝統的な書体で、印鑑の書体として古くから使われてきました。
線に丸みがあり、左右のバランスが整った重厚な印影に仕上がる点が特徴です。 印相体ほど装飾性は強くありませんが、普段見慣れた文字とは形が異なるため、複製や偽造がされにくい書体として実印や銀行印にもよく選ばれています。
格式のある落ち着いた印象がありながら、印相体よりも文字の形を判読しやすいため、伝統的で使いやすい銀行印を作成したい方におすすめです。

古印体(こいんたい)

古印体

古印体は、古くから使われてきた印章文字の風合いをもとにした、素朴で味わいのある書体です。
線に丸みやゆらぎがあり、手彫り印のような温かみを感じられる印影に仕上がります。 印相体や篆書体に比べると文字の形を判読しやすく、読みやすさを重視したい方にも選ばれています。
一方で、線の太さや形に独特の変化があるため、一般的な文字とは異なる印鑑らしい印象もあります。 主に認印に使われることが多い書体ですが、読みやすさや親しみやすさを重視して銀行印を作成したい方にもおすすめです。
なお、糸・竹・山など一部の文字は、書体の特徴により個性的な形になる場合があります。

隷書体(れいしょたい)

隷書体

隷書体は、古代中国で生まれた伝統的な書体で、篆書体よりも文字の形が分かりやすく、落ち着いた印象を与える書体です。
横に広がるような字形と、線の抑揚がある独特の雰囲気が特徴です。 古典的な格式を感じさせながらも、印相体や篆書体に比べると判読しやすいため、読みやすさとデザイン性のバランスを重視したい方に選ばれています。
銀行印や認印にも使いやすく、重厚感がありながら親しみやすい印影に仕上げたい方におすすめです。
なお、糸・竹・山など一部の文字は、書体の特徴により個性的な形になる場合があります。

楷書体(かいしょたい)

楷書体

楷書体は、学校の教科書や公的な書類などでも目にする、標準的で読みやすい書体です。
文字の形が分かりやすく、クセが少ないため、誰が見ても判読しやすい印影に仕上がります。 実用性や読みやすさを重視したい方に向いており、認印によく使われる書体です。
銀行印として使用することもできますが、偽造されにくさや重厚感を重視する場合は、印相体や篆書体などもあわせて検討するとよいでしょう。
分かりやすくすっきりとした印影の銀行印を作成したい方におすすめです。

行書体(ぎょうしょたい)

行書体

行書体は、楷書体の整った形を少し崩し、筆の流れを感じさせるやわらかな印象の書体です。
楷書体ほどかっちりしすぎず、文字に自然な動きや上品さが出る点が特徴です。 読みやすさを保ちながら、手書き文字のような柔らかさや個性を感じられるため、認印や趣味の印鑑にもよく使われています。
銀行印として使用する場合は、偽造されにくさを重視する印相体や篆書体に比べると、やや読みやすい印象になります。
やわらかく親しみやすい印影の銀行印を作成したい方や、読みやすさとデザイン性のバランスを重視したい方におすすめです。

それぞれの書体の特長をまとめます。

書体 偽造されにくさ 視認性 重厚感・格式 個性・印象 おすすめの用途
印相体 非常に高い やや低い 非常に高い 重厚感がある 銀行印・実印(偽造されにくさや格式を重視)
篆書体 高い 普通 非常に高い 伝統的で落ち着いた印象 銀行印・実印(伝統性や格式を重視)
古印体 普通~高い 高い 普通~高い 親しみやすく味わいがある 認印・銀行印(読みやすさや親しみやすさを重視)
隷書体 普通~高い 高い 高い 古典的で上品な印象 認印・銀行印(読みやすさと格式のバランスを重視)
楷書体 普通 非常に高い 普通/td> すっきりして読みやすい 認印・銀行印(視認性を重視)
行書体 やや低い~普通 高い 普通 やわらかく上品な印象 認印・銀行印(読みやすさとデザイン性を重視)

銀行印の形状の選び方

銀行印の形状には明確な決まりはありませんが、金融機関への届出印として使用するため、印影が明瞭で、書類に押印しやすい形状を選ぶことが大切です。 一般的には、印面全体のバランスが取りやすく、安定した印影を出しやすい丸型がよく選ばれています。
実印や認印とも区別しやすい形状・サイズで作成しておくと、用途ごとの使い分けもしやすくなります。
特殊な形状やデザイン性の高い印鑑を銀行印として登録したい場合は、金融機関によって対応が異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

銀行印と実印・認印の違い

銀行印は、金融機関に届け出て、口座開設や窓口での各種手続きなどに使用する印鑑です。
一方、実印は市区町村に印鑑登録をして、不動産取引や自動車の購入、重要な契約などで使用する印鑑です。
認印は、日常的な確認や受け取り、簡単な書類への押印などに使われる印鑑を指します。
銀行印・実印・認印は、法律上必ず別々に作成しなければならないものではありませんが、用途ごとに分けておくと安心です。 特に銀行印と実印を同じ印鑑にしていると、紛失した際に金融機関への届出印と印鑑登録の両方に影響が出る可能性があります。 安全性や管理のしやすさを考えると、銀行印は実印や認印とは別に作成しておくのがおすすめです。
サイズ・書体・材質を変えておくと、見分けやすくなり、用途ごとの使い分けもしやすくなります。

種類 主な用途 登録先・使用場面 作成時のポイント
銀行印 金融機関への届出印 口座開設、届出内容の変更、窓口手続きなど 実印・認印と分けて作成すると安心
実印 重要な契約や公的手続き 市区町村で印鑑登録し、不動産取引や自動車購入などで使用 偽造されにくい書体や耐久性のある材質がおすすめ
認印 日常的な確認・受け取り 荷物の受け取り、社内書類、簡単な確認など 読みやすさや使いやすさを重視

銀行印を作成するときの注意点

銀行印を作成するときは、金融機関への届出印として長く使うことを考え、サイズ・書体・材質を慎重に選ぶことが大切です。 印影が不鮮明になりにくく、押印しやすいものを選んでおくと、口座開設や窓口での各種手続きにも使いやすくなります。
また、銀行印は実印や認印と兼用することもできますが、紛失時や悪用リスクを考えると、用途ごとに分けて作成しておくと安心です。 特に銀行印と実印を同じ印鑑にしている場合、万が一紛失した際に、金融機関への届出印と印鑑登録の両方で変更手続きが必要になる可能性があります。 銀行印を安全に管理するためには、使用後に印面を軽く拭き取り、専用ケースに入れて保管することも大切です。
家族で印鑑を共有する場合でも、誰の銀行印か分かるように、サイズや材質を変えて作成しておくと管理しやすくなります。
なお、イラスト入りや特殊な形状など、デザイン性の高い印鑑を銀行印として登録したい場合は、金融機関によって対応が異なる場合があります。 心配な場合は、事前に取引予定の金融機関へ確認しておくと安心です。

法人のお客様へ

会社設立・法人用の実印/銀行印/角印をまとめて準備する方は、会社設立・法人用印鑑2点・3点セットをご覧ください。

銀行印Q&A

銀行印は実印や認印と同じ印鑑でも使えますか?

銀行印・実印・認印は、必ず別々に作成しなければならないものではありません。
ただし、同じ印鑑を兼用していると、紛失した際に金融機関への届出印や印鑑登録の変更手続きが必要になる可能性があります。 安全性や管理のしやすさを考えると、銀行印は実印や認印とは別に作成しておくのがおすすめです。

銀行印は姓のみで作成するのが一般的ですか?

個人用の銀行印は、姓のみで作成されることが一般的です。ただし、名のみやフルネームで作成することも可能です。
当店でフルネーム彫刻をご希望の場合は、実印ページよりご注文ください。

銀行印におすすめのサイズはありますか?

個人用の銀行印は、12mm〜15mm程度のサイズがよく選ばれています。 小さめで扱いやすいものを選びたい方には12mm~13.5mm、しっかりとした印影や押しやすさを重視したい方には13.5mm~15mmがおすすめです。

銀行印におすすめの書体はありますか?

銀行印には、偽造されにくく重厚感のある一番人気の印相体や、伝統的で落ち着いた印象の篆書体がよく選ばれています。 読みやすさを重視する場合は、古印体・隷書体・楷書体・行書体なども選択肢になります。

銀行印におすすめの材質はありますか?

銀行印は長く使うことが多いため、耐久性や押しやすさを考えて材質を選ぶことが大切です。
高級感を重視する方には象牙やオランダ水牛、耐久性を重視する方にはチタン、価格と品質のバランスを重視する方には黒水牛や薩摩本黄楊などがおすすめです。

ネットで作成した銀行印でも金融機関に登録できますか?

ネットで作成した印鑑でも、印影が明瞭で、金融機関の届出印として使用できるものであれば登録できる場合が一般的です。
ただし、登録可否は金融機関によって異なる場合があります。特殊な形状やデザイン性の高い印鑑を登録したい場合は、事前に金融機関へ確認しておくと安心です。

銀行印をなくした場合はどうすればいいですか?

銀行印を紛失した場合は、悪用を防ぐため、できるだけ早く取引先の金融機関へ連絡してください。 そのうえで、届出印の変更手続きが必要になる場合があります。
新しく銀行印を作成する際は、以前の印鑑と区別しやすいサイズ・書体・材質を選んでおくと管理しやすくなります。

銀行印は家族で共有してもよいですか?

銀行印は家族で共有することもできますが、誰の口座に届け出ている印鑑か分かりにくくなるため、管理には注意が必要です。
紛失時や手続き時の混乱を避けるためにも、できれば口座名義人ごとに銀行印を分けて作成しておくと安心です。