店舗で多いお客様の印鑑のご質問について⑦

「一番重要な印鑑は何ですか・・・」 ハン六の店舗では色々な印鑑ご注文を受けたまわっておりますが、ご注文だけでなく「ご相談、お問合せ」も数多くあり、お客様との接客のなかで、ご質問の多い事柄をご紹介させていただきます。

『一番重要な印鑑は何でしょうか・・・』【そのⅠ】

・・・・このご質問をお客様がされるのは、初めて印鑑の注文にご来店される時、主に「実印」「銀行印」「認印」等の必要性(いつ必要か・何に必要か)等をお知りになりたいからだと思います。
また大切な方に、例えば御成人や御就職の記念に「プレゼントしよう」と思われた時は、「どんな印鑑をギフトにするべきか」をご相談されます。

印鑑を分類すると一般的には 実印 銀行印 認印 があります。
この3つを「どれが重要か」を論じる前に、それぞれの使用目的が違います。 (ご参照:目的別の印鑑の種類

それぞれにT P Oがあり、いわば印鑑を「服に例える」なら分かりやすいと思います。どんな「時」「場所」「場面」で相応しい服を選ぶかが服のTPOです。

礼服 スーツ カジュアル着
場所 式典・結婚式 ビジネス場面 普段の生活全般
使用頻度 数年に1度 仕事日 毎日の生活
イメージ 格式・儀礼 仕事着・制服 機能性・自分の好み

※例えば「礼服」を仕事場に着ていくのは格式が感じられてもそぐいません。また普段の家事の時やレクレーションに「ビジネススーツ」は、機能性がありません。また重要な式に「普段着」を着ていくことも相応しくないでしょう。
私はこの服に関するTPOの考え方が、印鑑の使用頻度などに当てはめると、分かりやすいと考えるようになりました。

実印 銀行印 認印
登録場所 役所・法務局等 金融機関 登録なし
使用頻度 必要な場合 一年中の必要時に 毎日の生活
使用目的 不動産・登記関係 他 現金の入出金 日常の簡単な捺印
イメージ 大事に保管しておく 必要時すぐ使用できる 身近に置いておく

※上記のように「実印」は、そんなに使わないので大事に保管しておくが、使う時は本当に大事な場面で使う。
「銀行印」はなくても現金の入出金はできるが、実印より身近に使用するもの。
「認印」は、どこにも登録せず仕事印や家庭でその場で捺印するもので、機能性も大切に考えられる。

このように印鑑も、洋服のように「目的」と「使用頻度」があり、「時と使用目的と場面において自身の生活を守ってくれている」と考えるなら、【どれも印鑑は大切】と言えると思います。
印鑑との出会いに感謝し、「人生を印鑑と共に」という考えで臨むなら、あなたの印鑑はさらにあなたの人生を輝かせてくれることでしょう。

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