趣味の印鑑のすすめ
共有
印鑑と一口に言っても、実印や銀行印といった登録して使用する印鑑だけでなく、日常で使う認印や、趣味として楽しむ印鑑など、さまざまな種類があります。
その中でも、趣味性と実用性を兼ね備えた印鑑として人気があるのが落款印(らっかんいん)です。
落款印とは
落款印とは、書道・絵画・水墨画・日本画・篆刻(てんこく)などの作品が完成した際に、作者が自分の名前や雅号(がごう)、座右の銘などを刻して押す印鑑のことです。
作品の締めくくりとして押される落款印は、作者の個性や美意識を表す重要な要素でもあります。
落款印の種類
落款印には主に次のような種類があります。
- 白文印(はくぶんいん):文字が白く浮き出る印。主に姓名印として使われます。
- 朱文印(しゅぶんいん):文字が朱色で表現される印。雅号印として用いられることが多いです。
- 関防印(かんぼういん):作品の余白部分に押され、全体の構成を引き締める役割を持つ印。
書道の世界では、これらを三顆一組(印は一顆と数えます)で押すのが正式とされています。
ただし、現在では作品の雰囲気や大きさに合わせて、一顆または二顆のみを押すことも一般的です。
印材について
落款印の印材には、大きく分けて石材と木材があります。 石材は彫刻の表現力に優れていますが、欠けやすいという特性があります。 そのため、長く安心して使いたい方には、耐久性に優れた木材の印材がおすすめです。
シヤチハタ落款印という選択
書類やカード、書籍などに気軽に捺したい場合には、シヤチハタ印を使った 「シヤチハタ落款印」 もおすすめです。
シヤチハタ落款印は、落款印としてはもちろん、蔵書印や個性的な認印としても活用でき、インク内蔵のため手軽に使えるのが特長です。
サイン代わりに、印鑑を楽しむ
作品だけでなく、手紙やノート、贈り物など、さまざまな場面でサインの代わりとして印鑑を使ってみてはいかがでしょうか。
印鑑は、押す人の個性をさりげなく表現できる、日本ならではの文化です。